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野田内閣改造

 第二次野田改造内閣が本日(6月4日)発足しました。特徴的なのは野田総理自らが閣僚名簿を発表した事です。本来であれば官房長官が発表するのが常でした。それを敢えてこ今回自ら名簿を発表したのは、消費税増税と社会保障と税の一体改革を何が何でも成し遂げたいという総理自身の強い焦りが感じられ、意欲の空回りの表れと見ることもできます。

 しかし、それは一歩翻って考えてみれば、内閣の中に適切な人材がいない事と、総理自身の危うい賭けと見ることができます。

 閣僚人事を個別にみて見ると、防衛大臣に民間の拓殖大学教授を起用した事です。この人選は閣内に防衛関係の人材がいない事と併せて、防衛省の制服組の反発を招く危険が潜んでいます。特に政権交代を果たした前民主党鳩山氏に取っては背信行為ともいえるものです。なぜなら、沖縄の普天間基地問題に失敗した鳩山政権に取っては、まさに傷の上にわさびを擦り込むような行為に等しいからです。それを考えて敢えて民間から人材を起用したのでしょうが、まったく逆効果です。

 次に農林水産大臣を変えた事です。対中国政策を考えたためでしょうが、いま農水大臣を変えることは政策の統一性を欠くことに繋がり、中国に対しても意味がありません。

 また、自見金融担当大臣を変えたことは、国民新党の内部事情を考えたためでしょうが、却って亀井静香氏や他の国民新党を従来から支えてきた人たちの神経を逆なですることにしかなりません。

 こうして見てくると、改造野田内閣は早くも帯に短し襷に長し、の感が否めず、発足当初にして様々な問題をはらんでいる事が判ります。

 さらに国外に目を向けてみると、ギリシャ問題に端を発した財政問題は来るところまできた感があり、銀行の取り付け騒動を含めて今後何が起こるかまったく予断を許しません。こういう時に、増税を図るなど期を見るに疎い野田内閣の本質を如実に示しています。

 再び目を国内政治に目を移しても、野田内閣は自民党との連携を模索して、強行突破を図ろうとしている節が見えますが、今の自民党内にそれを支える人材も人物もいません。無理にやろうとすれば自爆するのがオチです。自民党内には何がどうあっても解散総選挙を望んでいる事しか念頭にないからです。即ち、党利党略しか頭にないからです。

 言うまでもないことですが今の日本は党利党略を考えて政治を行う余裕はありません。東日本大震災の傷跡と復興は全く緒に付いてはいないからです。

 結論を言いましょう。今度の野田改造内閣は、自ら自爆を目的にしたデタラメ内閣であり、時の流れを無視した将来性のまったく感じられないその日暮らし志向の内閣です。

 こんな内閣に夢を託すしかない国民は限りなく不幸です。

 こうなれば、国民はクーデターを起こして政権をひっくり返すしかない空虚感に襲われます。

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