大阪の橋下市長と、名古屋の河村市長との間がぎくしゃくしています。しかし、どちらの言い分に分があるかと言えば、河村市長に分があるに決まっています。税金というのは悪に決まっています。
一概に税金は悪だと言ってしまうのはもちろん極論ですが、政治を志す者にとって、税金はなるべく少なくするのが基本なのです。
その意味で、今の野田政権はまさに国民の要求と真逆の事をやっていると言えます。
現在の政治は利権政治です。すべて利権に絡んでいて、その利害得失にのみ拘って自らの方向付けをしようとしています。大阪の橋下市長と名古屋の河村市長の行き違いも問題はこの辺にあると思われます。
国政も地方自治も根本はそこから出発しなければならはずなのに、今の日本の政治家はすべてそこから間違っています。それは、今も書いたように利権がこの世を左右しているからです。
では、この世は利権から解放されないのか。いいえ、そんな事はありません。利権政治とは、根本に“カネ”が纏わりつく政治のことです。つまり、金融資本主義に毒された政治が横行している、という事です。直近で言えば、原子力発電に絡む利権です。政治が原子力利権にいかに毒されているかは、皆さんが想像している以上に酷いのです。世のタレント、学者、著名人、政治家、マスコミ=ジャーナリスト、これらの人たちがいかに“利権”に毒されているかは皆さんの想像以上です。
そこで、新しい政治では利権に左右されない政治家を選ぶ必要があります。ところがこれが大変難しいのです。現在の世界はすべて“カネ”が支配しているからです。
そうです。カネが支配しない世の中を作るしかないのです。しかし、それは非常に難しい。今は不可能だ、と言っても過言ではありません。
ですが、これを実現しないと新しい世界は到来しません。では、我々はどうすれば良いのか。その答えは、我々自身の生き方を変えることなのです。先の東日本大震災においては、人はカネよりも大切なものを発見したはずです。それは、愛であり、人と人とのつながりであり、ふるさとであり、親子・兄弟・姉妹などの身内なのです。そして、結論はそれらを大切にすることなのです。そこからスタートするほかはないのです。
ですが、それにつけても、カネがものを言う、皆さんは思われるかも知れません。しかし、それでは元の木阿弥です。そこか脱却しなければ意味がないのです。
では、利権に毒されない政治家を選ぶにはどうすれば良いのか。それこそ、新時代の新しい政治を創り上げる命題です。つまり、皆さん一人一人がカネに左右されない生活を目指すことなのです。東日本大震災がその教訓になるはずです。
この日本(地球)はいま大きな曲がり角を迎えています。それは、国の政治でも、地方自治でもそうです。もっと皆さんは自らの身の回りを見詰め直すことから始めなくてはなりません。空気の汚染、海洋の汚染、それよりももっと深刻なのが精神の汚染です。精神の汚染とは抽象的ですが、根本はすべてそこからは発生していることに気付くべきです。
地球的な曲がり角に来ている、という事は人々の根本の心の位相がある転換点を迎えている、という事に他なりません。多くの人が、なんとなくおかしいのではないか、と感じ始めている心。それこそが、時代の転換点を指示しているのです。いわば第六勘とでもいうべきものです。
言葉を換えていえば、パラダイムの大転換、とでも言うものでしょう。
新しい時代の新しい政治とは、どういう政治を指すのか。それは、我々一人一人が他人を当てにしないで、自らが考え、行動する、自立した心を持って、生きて行くことなのです。そして、海も大気も、自然すべてが生きていることを自覚し、ひとつであることを認めることなのです。いずれ、否が応でも世界は、そして日本は大転換します。まさに現代は驚くべき時代なのです。
話を元に戻せば、資本主義と民主主義政治はまやかしです。我々は騙され続けてきました。911テロがそうです。遡れば太平洋戦争がそうです。そこには、情報媒体としてのマスコミがありました。今こそ、その欺瞞性に気付くべき時です。そこからすべてが始まります。
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