ウォールストリートのデモ行動にについてのマスメディアの反応
先ほど午後5時からのNHKニュース解説に於いて、とうとうNHKもマスメディアの雄としてこのニュースを取り上げました。しかし、解説委員たる人物がデモに参加して取材をした訳でもなく、ただツイッタ―やソーシャルネットワークを見聞きしただけの情報量で解説していたのに驚きました。
解説者は強引にアメリカ大統領選と結びつける議論誘導を行い、共和党やティーパーティ運動などの政治運動と結び付けてウォールストリートデモが強力な社会運動化する可能性は少ない、と断じていました。
これはまったく世の動きを見ない偏狭な見解です。天下のNHKがこの有様ですから他の新聞・テレビ等の扱いも知れています。
アメリカでは国民の99%が、残り1%の富裕層に支配され、搾取されている事lなどまるで眼中にないかのようです。また、ヨーロッパで何が起き、中東で民衆の蜂起が起きている事も無視しています。これで天下のマスメディアを代表するNHKが全国放送で情報を流すのですから呆れてものが言えません。
少なくともデモ会場に出かけて行って、参加者の声を聞くなり、掲げているプラカードを見て、大衆が何を訴えようとしているのか、アメリカのウォールストリートまで行けとは言いませんが、NHKの支局がニューヨークにはある筈ですから情報を取る位の事は出来る筈です。それともそんな事は無視しているのでしょうか。
世界が音を立てて変革しようとしている時に一体何を考えて情報を集めているのでしょうか。マスメディアは少なくともこの運動が世の中に広まるのを望んでいないようです。
しかし、世界は大変貌を遂げようとしています。彼らマスメディアの記者連中にはまったく見えていないようですが、あっと驚くような出来事がこれから頻繁に起る事が予想されます。日本人はそうなればパニックに陥る可能性があります。
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