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ミルトン・フリードマンというアメリカ最強の経済学者

 もう故人になられましたが、かつてアメリカにミルトン・フリードマンというアメリカ最強と謳われた経済学者が居ました。この人は、マネタリストで、新自由主義の経済学を提唱した人です。ノーベル経済学賞も受賞しており、かつては有名なシカゴ学派の学者でした。この人の薫陶を受けた可能性が指摘されているのが、日本の竹中平蔵氏です。

 昨日の森田実氏のブログ記事に、この人の事が取上げられています。たった一冊の私の本に取上げた菊池英博氏という経済学者が新自由主義経済を批判していますが、このフリードマンという人こそ先日鉱山の落盤事故を起こしたチリの経済をメチャクチャにした張本人なのです。チリの経済は順調に発展しつつありましたが、ピノチェトという大統領が、ミルトン・フリードマンに唆されて、実験的に新自由主義経済を取り入れ、大失敗したのです。その辺の経緯は、内橋克人氏という学者が数年前に克明に論述しています。内橋氏は昨年の3月に「共生経済が始まる」という近未来的な優れた著書を上梓しています。

 ミルトン・フリードマンの亡霊は今現在、民主党の菅内閣に見事に? というか、またしても、というべきか、生き返っています。菅内閣の進めている増税路線及び、緊縮財政は、まさにミルトン・フリードマンの唱えた「新自由主義経済」の理論通りなのです。

 それを実践したチリがその後どうなったのか。ピノチェトは国内の反対派を徹底的に弾圧し、一種の恐怖政治を行ったのです。実はそれを受け継いでいるのが現大統領なのです。

 それはさて置き、日本の経済はまさに沈没寸前です。菅内閣は極端な増税と緊縮財政を行おうとしています。それは、日本の財務省官僚がマネタリストやシカゴ学派の影響を受けた人が多く、竹中平蔵氏がその典型なのが今でも影響しているからです。私は故人を攻撃する積りはまったくありません。しかし、死してなお影響を与え続けている経済学理論には異議を唱えます。だからこそ、フリードマンの亡霊が生き返った、と表現したのです。その事は昨日の森田実氏のブログに詳細に書かれています。菊池英博氏も、最近、民主党の参考人として国会に招致され、現在の税収でも充分日本経済は再生可能であることを論証しています。菊池氏の著書にある「増税が日本を破壊する」と言う通りなのです。

 

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