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菅総理は参院選で唐突に消費税増税を争点にしたことを反省しているという

 この標題は大きいものです。そもそも増税とは何を以てなされるか、という大問題を抜きにしては語れないからです。今回、菅総理は日本は財政的に逼迫し、放っておけばギリシャのようになり国家破綻に繋がると盛んに煽りたてました。

 これはウソです。国家破綻に至るのならその責任は企業にあり、特に大企業はここ数年来大幅な企業減税を経て膨大な内部留保を積み上げています。単年度で見れば企業業績は厳しいように見えますが、必ずしもそうではありません。それが証拠に大企業、多国籍企業のほとんどは利益を内部留保で隠しており、経営者の一億円以上の報酬を受け取っている人物の数は想像以上に多かった筈です。

 また、話しは変わりますが日本経団連は日本に存在する武器輸出三原則を緩和してほしいとも言っています。そもそも武器は何のために存在するのか。はっきり戦争のためだ、言える筈ですが、彼らはそうは決して言いません。もし日本が武器輸出三原則を緩和すれば、日本の武器によって殺され、傷つくのは社会的弱者です。つまり、世界の至るところで、死亡者が増加し、負傷者が社会の負担になっていずれ世界は一部の富める者と大多数の貧困者とに二分されます。

 日本だけが戦争を放棄して安穏だと思っている人も多いでしょうが、一方で世界に戦争のための武器を輸出して金儲けを企んでいるのです。自分は戦争しない、と言っている癖にです。そんな国に武器を輸出する権利はありません。

 武器を造っているのは超大企業です。町工場ではありません。それで潤うのは多国籍企業であり、軍産複合体です。アメリカの二の舞です。皆さんはそれに気が付いているでしょうか。日本も、いずれはアメリカと同じように戦争を食い物にして大企業だけが肥え太り、庶民はいずれ戦争に駆り出されて使い捨てにされるのです。今政府が画策しているのは徴兵制であり、その前に戦争を適法化するための憲法改正なのです。アメリカの狙いはそこにあり、沖縄の軍事基地はそのためにも絶対必要なのです。

 日本人は短絡的ですから、ちょっとでも経済が傾いてくると基地は経済を維持するために必要だという論理に傾いてしまいます。

 話を元に戻します。消費税増税は絶対にいけません。それは大企業、特に輸出している超大企業に戻し税として多額の税が使われている現状では社会福祉には絶対にプラスにはなりません。いま出てきた武器輸出三原則の緩和はそのひずみの最たるものです。大企業の減税を実施し、そのつけを庶民に被せ、自分は戦争に依って儲けようという魂胆がありありと見えます。

 唐突に消費税値上げを言ったから敗北を喫した、というのは事実ですが、それを招いたのは民主党現政権の大企業、特に輸出産業の優遇政策です。そして、その犠牲にされようとしたのが庶民なのです。

 いま、世界にこれ以上戦争が蔓延したらどうなるでしょうか。苦しむのは庶民であり、泣くのは貧困層なのです。消費税増税はその道具にされようとしたのです。社会福祉の財源が足りない、というのは言い訳です。企業の税金を4分の一にまで下げ、代わりに庶民から徴収するのは典型的な搾取に他なりません。

 庶民は搾取され、富裕層はますます肥え太る、それにNOを突きつけたのが今度の参議院選挙なのです。単に菅首相が言うように、消費税論議が唐突だったからではないのです。

 世界から戦争を無くさなくてはもう地球はやって行けません。環境汚染は限界に来ています。石油などの化石燃料の使用による歪みは極限に来ています。

 同じように消費税増税を唱えている自民党も同じ穴のムジナです。特に、新自由主義経済を唱え、市場原理主義を原則としている売国勢力はアメリカの方を向いているだけです。郵政民営化に賛成し、340兆円を今でも狙っているアメリカのネオコン・マネタリストたちは手を変え品を変え画策しています。我々はその現実を知らなければなりません。

 アメリカメキシコ湾の原油流出事故はBPという石油メジャーが引き起こした事故ですが、苦しんでいるのは庶民なのです。マスメディアはコントロールされています。細部が報道されないのは、報道されて石油メジャーや金融界の搾取体制が暴露されるのが怖いのです。

 今こそ我々はたちあがり、このような歪み切った地球を救わなければなりません。

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コメント

参議院選挙での民主党の敗北は消費税だけが原因ではありません。これまでの民主党に対する政策の総合判断だと思います。マスコミも民主党も消費税にこだわって論点をわざとずらしているように見えます。
民主党は、去年の衆議院選挙では、財源はある、埋蔵金はあると盛んに言っていました。1年も経たないうちに全く違う政策をするようになったのを国民は我慢できなかったのだと思います。消費税は、最後のダメを押したのであり、それが全ての原因ではありません。
マスコミも民主党もそれをわかっているはずなのに、話をそらしています。
まだ、日本人には、希望があると思います。

投稿: | 2010年7月14日 (水) 18時03分

http://etc8.blog83.fc2.com/?no=523&ul=71a94a385bd5085d&mode=m

日本国民は諦めているのでしょうか、それともテレビ、新聞をまだ鵜呑みにしているのでしょうか

http://oujyujyu.blog114.fc2.com/blog-entry-1007.html

投稿: | 2010年7月14日 (水) 14時14分

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