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米軍の沖縄撤退に関する重要な情報

 標記について重要な情報が流されています。この記事については、先日もこのブログで取り上げましたが、それをある意味で裏付けるものです。

http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005

※このままでは読みにくいところもありますので、一部訂正して掲載します。

米軍は2015年までに沖縄から出ていく予定だった~それでも税金が基地移転に使われることを甘受します?

有事法制関連 / 2010-03-01 08:20:44

なぜ、日本の納税者は、米国に平気で貢物をするのだろうか。国土庁事務次官を務めた下河辺淳氏のオーラルヒストリーに、1)普天間基地の移転は、単に米国の都合であり、放置しておいても、おのずから辺野古から出ていくだろうということ、2)2015年には米軍そのものが沖縄から出ていくだろうということ、が書かれている。もちろん、下河辺氏が担当した時期以降、中東情勢などによって、米側が少し沖縄のポジションに関する考え方を変えているかもしれないが、最も重要なことは、アジアの安全保障のためには米軍が駐留する必要はないということを米側が日本側に明らかにしていたことだ。

 まずは、オーラルヒストリー(http://ir.lib.u-ryukyu.ac.jp/handle/123456789/11547)の一部を紹介したい。下河辺氏が橋本首相と太田知事の間に入り、米海兵隊の普天間基地移設について協議した頃のことについて話している。

【江上:そうですけどね。それでその後、412日に普天間返還が合意されて発表されます.橋本首相がモンデール駐米大使との共同記者会見で、普天間飛行場を5年から7年以内に全面返還するということに合意した発表されました. この普天間返還については、先生は事前にわかっていたんですか。
下河辺:うん?
江上:普天間返還については、先生にとっても突然の話でしたか?
下河辺:いや、そうは思わなかったですね。それじゃ当然、普天間は返すと思っていましたから。
江上:ああ、そうですか。
下河辺:それは、普天間は移転しなくちゃ防衛上の役割は、果たせないっていうのが、海兵隊の結論ですから、移転ていうのは追い出されての移転ではなくて、軍事技術上の必要から移転するわけですから、当然、移転すると思いましたね。
江上:そうですね。先生はそれまでの経緯もずっとご存知ですから、追い出されてではなくて、要するに、普天間基地が老朽化しているから、それで、新しい施設に移ったほうがいいということで普天間返還となるだろうなということを、先生は事前にお察しになっていたんですか。
下河辺:だから、面積的には4分の1で大丈夫って米軍は言っていたわけですよね。それが地元の市長さんたちが、軍民共用飛行場で、1000メーターの滑走路がいるっていったから、小さい規模でなくなっちゃったんですよね.】(262頁/http://ir.lib.u-ryukyu.ac.jp/bitstream/123456789/11547/5/no4_p258-288.pdf

海兵隊の都合で移転が決まったことをはっきりと述べている。

【下河辺:米軍にしたら、近代化のために移転するということであって、住民との関係で普天間を返してもらう運動に、合意したなんていうことは一切ないですよ。
江上:ということは、当然、そういうものを要求して新しい場所に移る。
下河辺:ただいま工事中だから、攻撃はやめてください、なんて言えないですよね. だから、普天間で防衛しながら、新しい基地を造ろうとしたわけですよ。移転というよりは、私は装備の近代化だと思うんですけどね。
寅板:とすると、19959月の米兵たちのよる少女暴行事件であるとか、大田さんの
代理署拒否っていうのは、あくまでハプニングであって、米軍としてはもともと普天間からどこかへ移りたかったということが既定路線としてはあったということですか。
下河辺:そうなの。
皐板:それが何かごちゃごちゃになって、少女暴行事件があったから、じゃあ海兵隊も県民にご迷惑をかけたから、じゃあ移設しましょうねっていうわけではなかったという.
下河辺:そんな甘い話じゃないですよね。女の子がレイプされ暴行したから、移転しますなんてことにはなんないですよ。補償とかお詫びはするかもしれないけどね。それが基地の移転なんていうことにはなんないすね。】(上記の続き)

【江上:そうですか。しかしながら大田県政の末期には海兵隊の撤去を大田さんは訴えました。県知事として、県民の代表として、言わざるを得なかったんでしょうか.
下河辺:言わざるを得ないじゃなくて、アメリカから聞いているから、言ってんじゃないですか。アメリカの軍は、なるべく早く、撤去する方向なんじゃないですかね。
江上:でも、先生のお話だと、もし海兵隊を撤去することがあったとしても、沖縄の基地
はリニューアルした形で、最新鋭の装置を備えた形で、やはり必要だということですか。
下河辺:いや、必要かどうか、そこが混乱してくんじゃないですかね。普天間でも移転して近代化っていうこと言っているけれども、海兵隊自体がいらなくなったら、近代化もへったくれもないですよね。
江上:そうですね。
下河辺:ま、阜このところは、まだ今後の情勢を見ないと分からない.
江上:そういう実地調査のために、ラムズフェルド国防長官は沖縄に今回、立ち寄ったんでしょうね。
下河辺:中国が運営に失敗して、難民が出たり、テロが出たりしたら、沖縄、また緊張するでしょう。そうすると、米軍′がやっぱり緊張状態になって、. 撤去できないっていうことになるでしょうね。そのときは、おそらく、普天間の移転を急ぐでしょうね。いまだと、必要がないから、移転を急いでいないんで、ちょっと、なんとなく、議論が複雑っていうか、結論が出ない状態ですよね。
江上:日米安保体制も沖縄を取り巻く情勢も、いま不透明な状況になってきていますよね。
下河辺:そう。軍事情勢がぜんぜん違っちゃったから、
江上:そうですね。今後どういうふうになっていくか、その展望がまだ見えな-いところが
ありますね。
寅板:普天間_の移設問題というのは、橋本さんと大田さんがなさったころと、いまも基本的には海兵隊が出てってくんないかなあっていうのを"待ち"というか。確か御厨先生のオーラルをお答えになった時期も、50%の確率があるなら、もうちょっと、様子を見てみようか、というようなお話が出てましたけれども、基本的にはいまの内閣も、稲嶺さんも50%の確率があるなら、もうちょっと様子を見てようか、つていうような感じなんですかね。
下河辺:いや、あの当時、まだ冷戦という恐怖が残っている状態でそう言ったんで、冷戦の恐怖がなくなって、朝鮮問題も台湾問題もないっていう事態ではぜんぜん違うんじゃないんですか。普天間がいらないか、いるかって話だけになっちゃって、いらないって意見が強くなってるんじゃないですか。だから、普天間の海兵隊の役割が、改めて議論なんで、今度も国防長官がそれを確かめに来たんじゃないですかね。で、それは軍事じゃなくて、平和なもとでの医療とか教育っていうことに、役割があるかないかが、問われているんじゃないですか。】(同上280頁)
 

実は、守屋武昌・元防衛事務次官が月刊誌『中央公論』1月号で、確か2014年までに米軍に撤退してもらうプランがあったことを明らかにしていた。そのときも、日本だけで建てられるはずもなく、米側に撤退論があるのだろうと思ったが、下河辺氏の証言を読んでやはり…という感じだ。
 つまり、米側はアジアの安全保障のために米軍が駐留する必要はないと考えているのだ。結局、その後、中東周辺でぼかすか戦争を始めたから、前線基地として思いやり予算をたっぷりくれる日本の基地の重要性を感じはじめ、撤退を中断したのだろう。
 これだけのことが明らかになっても、日本の市民が米兵のために一戸当たり7000万円超の豪華宿舎をグアムに建設するための税金をのうのうと支払うとしたら、…。2ちゃんねる風にいえば、「もうだめぽ」…。
 いやいや、いまからでも、民主党に再交渉するよう要求しようよ。
 米軍にやるなら、おらにくれ!

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