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昨日の長崎県知事選と町田市の市長選の結果について

 今朝出勤途上で聞いた幾つかの民放のテレビ番組で、番組の解説委員は一体何を考えて喋っているのか理解に苦しむような発言が目立ちました。

 ただはっきりいえるのは、どの解説委員もいま国民に起こっている政治に対する受け止め方の変化を、正確に理解していないという事です。

 前回の総選挙で消極的に仕方なく民主党に投票した人の多くが、長崎県と町田市の両方で投票に行かなかったという出口調査の結果を、民主党に対する批判の現われだとは受け取りたくないようなのです。

 国民の多くは前回の総選挙で、自民党・公明党の連立政権にNOを突きつけて結果的に民主党に期待するかのように見えましたが、そうではなく、自公連立政権が自ら墓穴を掘って敗北したのです。

 ところが、今回長崎県と東京都の町田市という地理的に離れた地域で、与党民主党がまったく似たような大敗の洗礼を受けたのです。一方は長崎という地方でありながら前回の総選挙では全県で民主が勝利するという大勝でした。東京都下の町田市では小沢幹事長のてこ入れと、菅財務相・副総理の応援を得て、与党候補の負ける要素はないかに見えた選挙でした。

 それで、開票結果を見てください。大差で与党候補が敗れています。これは何を意味するのか。端的に言って民主党、小沢幹事長と鳩山総理に対する政治とカネに対する批判が想像以上に強いということを表わした結果であるという事です。民主党幹部はそのことをどうも理解していないようです。

 それとマスメディアの反応です。どうもマスメディアは民主党に肩入れをしていたようです。今日のニュース解説をしていた政治ジャーナリスト達はいずれも意外そうな意見を喋り、民主党の退潮をことさら強調したくない感じの発言に終始していました。ある解説委員はこれは民主党の退潮を示している訳ではない、とまで言い切っていました。

 どうもその事が民主党幹部にも伝わっているようです。ですから、両方の選挙で大敗したのが解せないのです。よく分かっていません。あくまでも国政選挙ではない、と言い切っています。しかしこれは誤っています。それは有権者の投票行動に現れています。民主党支持者の多くが投票に行かなかったことが出口調査で表れているからです。投票に行かないという事は、裏を返せば消極的な批判行動なのです。つまり、民主党を批判しているのです。かといって今更自民党に戻るわけには行かないという訳です。

 多分小沢幹事長の辞任は時間の問題となります。鳩山総理もこのまま居座り続ければ内閣支持率はジリ貧で減少を続け、参議院選挙までには退陣を余儀なくされるかもしれません。これは有権者の意識がそれほど厳しいという事の裏返しです。「奢るもの久しからず」とはいつの時代も金言なのです。

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» 国民を裏切ってる構造の張本人はお茶の間テレビのコメンテーター、民主政権はマダマダ乗って行きそうですぅ [市民団体 草莽愛知実行委員会]
・・二大政党制として新しい政権づくりを吹聴し、偏向報道で自民を叩き民主を擁護しデタラメなマニュフェストで、日本国民を釣り上げた結果が民主党政権なのを自覚してる様ですね。 この期に及んでもスリカエ作業で小沢擁護ですか。... [続きを読む]

受信: 2010年2月22日 (月) 22時22分

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