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世界情勢は急激な変動を告げています

 昨日の夜の「ふるやの森」の記事は衝撃的です。一部に、この記事は単に一市民の大学教授が起こした告訴に過ぎない、という見方がありますが、決してそれだけにとどまるものではありません。

 まず第一にアメリカはこの国際刑事裁判所のローマ条項に当てはまらない、という指摘がありますが、その後に記述されているように、それにも関わらず訴追の意味がある、という事です。これは人類全体に対して犯された犯罪行為であるという意味で、米国住民にも訴追の権利が及ぶという点で重要です。これは、一市民が起こした訴えではありますが、国際刑事裁判所に起こしたところに大きな意味があります。これによって多くの米国民がブッシュ以下の政権幹部の犯した犯罪行為の疑いに対して、光りが当てられ、大衆の知るところとなるからです。

 また、訴えを受けて、国際刑事裁判所は詳細な調査を行う義務があり、幾つかの国で同様の問題が調査の対象にされていることから、決して小さな問題提起で済む筈がないと思われます。事は、前アメリカ大統領と、その政権幹部の犯罪行為に関わった問題だからです。

 次に、イカルイトで開催されたG7の会議内容です。これはほとんどマスメディアから詳しい内容の報道がありません。報道がないから何も協議されなかった、ということではもちろんありません。むしろ、先日のコペンハーゲンでのCOP15の会議のように、マスメディアが報じないからこそ重要な内容が協議された可能性があります。

 ここ数日、世界情勢は大きく揺らいでいます。昨晩のギリシャ債務偽装問題は、ウラでアメリカの唯一の勝ち組金融機関であるゴールドマン・サックスが絡んでいた事に重大な意味があると見るべきです。なぜゴールドマンなのか、という事です。

 このほか、いろいろな動きがあります。オバマ大統領が金融改革のための重大な方針を打ち出した事も含めて、この他に幾つかの大統領令を出しています。この中にはマスメディアが批判している事項があります。しかし、詳しい内容が表に出ていない事もあり、これらの動きの中にはオバマ大統領の重大な思惑が秘められているような気がします。

 いずれにしても、ここ数日はアメリカを中心にした世界情勢に重大な変化があり、これが何を意味するのか、注視する必要があります。

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