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アスピリンとペニシリンは別物です

 武山です。いいえ、あなたの言っている、青カビはPenicilliumといって、アスピリンの事ではありません。勘違いです。青カビから作られるのは、ペニシリンという抗生物質です。
 
 この前、あなたはインフルエンザにはペニシリンを、と確か書いてありましたね。インフルエンザには抗生物質はまったく効果がありません。浜六郎先生のところにも、抗生物質はインフルに効果があるのでは、という質問が時々あるようですが、これは完全な間違いです。風邪全般に抗生物質は効きません。誰がそんなウソを流しているのか知りませんが、大方医薬の事を聞きかじった素人の薬学の知識のない人物がいっているのでしょう。アスピリンは石炭から作られます。アセチルサリチル酸がその正式名称で、アスピリンは商標名です。ドイツのバイエル社が初めて人工合成に成功した医薬品でもあります。
 
 ついでにいえば、ペニシリンという抗生物質に効果があるのは、結核菌というバイ菌です。インフルエンザのようにウィルスで起きる病気にはまったく効きません。それどころか、ペニシリンには強い副作用が存在します。迂闊に他人の言っている事を信じてはいけません。大事になります。そもそも、菌というのは微生物の領域に入るもので、ウィルスという極微のものではないのです。おそらく大きさは一ケタもふたケタも違うものです。ウィルスとバイ菌とは違う事を知ってください。リケッチアもバイ菌の一種です。有名なのに、梅毒スピロヘータという微生物がいますが、梅毒に効くのはサルバルサン606号というヒ素の含まれた薬品です。梅毒は、バイ菌の一種で、より大きなスピロヘータで引き起こされるんです。知っておいてください。
 さらにいいますと、歯垢の中にもスピロヘータが生存しています。また、胃の強塩酸の中でも生存できるといわれている、ヘリコバクター・ピロリ菌もスピロヘータの一種です。

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コメント

バイキン=黴菌で、「バイ」とはカビ=黴のことです。
カビは真核生物、細菌は原核生物です。
またウイルスは、細胞を持つものに寄生して増えますが、宿主の種類によって、大まかに、3つに分けられます。
バクテリオファージ(細菌ウイルス)、植物ウイルス、動物ウイルスです。

細菌の増殖を止めるには抗生物質が効きますが、ウイルスには抗ウイルス薬が必要です。
参考ページ
http://kusuri-jouhou.com/medicine/acv.html

投稿: 氷河期の星 | 2009年12月 6日 (日) 00時17分

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