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沖縄の普天間基地問題

 沖縄の基地問題が揺れています。沖縄の人たちの基地問題に対する意見は完全に二つに割れている、と聞きます。

 沖縄の豊かな自然環境を守ろうとする人たち、それよりも基地が存在する事によって、住民の治安や人権が本土よりも蹂躙されているのではないか、アメリカ軍の戦争に協力する事に対する平和を脅かす根本的な疎外感。

 反対に、米軍基地や公共事業に依存している多くの人たちは、米軍基地が存在しなくなる事によって今後の生活の手段を失うことになる不安。

 このどちらも深刻な現実問題です。両方並び立てて解決する方法が全く無いところにも悩ましいところが存在します。

 しかし、突き詰めて考えれば、この問題は日本全体、ひいては地球全体にまたがる問題なのです。あちらを立てれば、こちらが立たず、右か左か、これこそ二律背反、二元性の問題なのです。

 ですが、ちょっと考え方を変えてみてください。もう少し長い目で見るのです。アメリカは、核廃絶を表面に打ち出しているように、世界中の大量破壊兵器を破棄しようと、遠大な計画を実行しようと目論んでいます。長期的には、オバマ大統領は世界中から戦闘行為をなくそうと考えています。という事は、沖縄を始め世界中の軍事基地は将来的には消滅させる考えです。これに間違いはありません。

 それに、戦争によって経済を維持して行こうという考えそのものも最早時代遅れの思想なのです。この中にはこれ以上地球の自然環境を破壊するのを止めよう、という自戒の考えも含まれます。

 要するに、いまパラダイムの大転換が起こりつつあるのです。ここは長い目で見ることが必要なのです。いま、日本は経済的困難に直面しています。鳩山・民主党政権は既に基本的に解決策を一つもといっていいほど持ち合わせていません。いい方を換えれば、ニッチもサッチも行かなくなっているのです。岡田外務大臣、長妻厚生労働大臣などのいつもなら真面目に問題対処を計っている閣僚が、まったく浮かぬ顔・苦悩の表情を浮かべて、どうしていいか解らなくなっているのは、当然なのです。ノイローゼじゃないのか、と一部の人たちが言っているのは事実です。

 ですが、これは二元性の最後の時代に直面して、考え方を変えるべきパラダイムの大転換を図らなければならない事を証明しているに過ぎないのです。

 世界中で戦争をなくす事、経済のシステムを根本的に変えること、国境問題を超越すること、化石燃料を使用する事を始めとする産業システムを再構築する事、石油を始めとする地球の天然資源の採掘を直ちに停止する事、あわせて化学物質の多用や、原子力の利用などによる自然環境の破壊をやめる事、最後には、貨幣経済の行き過ぎた悪弊を改変して富の偏在や貧困を解消する事、これらはすべて互いに関連しあって地球を破壊し尽そうとしている事を自覚し、人類の生き方のすべてを変えるべき時に至っているのです。これらの現状をよく目を見開いて理解しようと務めることです。

 つまり二元性からの脱却を図る事こそが問題解決の方法なのです。これらの問題解決には、もしかしたら永遠の時間がかかるのではないかという諦めが漂いかねません。

 しかし、意外と近い将来にすべてが一気に解決されるかも知れないのです。その可能性が確かにあります。キーを握っているのは、われわれ一人ひとりの自覚であり、目覚めなのです。パラダイムの大転換が起きる時、突然起きる、事は「アクエリアン革命」を書いた、社会学者マリリン・ファーガソンの予言です。

 沖縄の基地問題は、これらすべての問題の縮図なのです。

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コメント

こんにちは。
武山様、貴重な情報をいつもありがとうございます。

時々拝見するブログに、びっくりの内容がありましたので、ぜひごらんになってみてください・・

反戦な家づくり http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-803.html

投稿: そら | 2009年12月 7日 (月) 10時11分

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