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地球温暖化議論の陰で見過ごされているもの

 今日は、大変重要なテーマを書きます。先ごろCOP15の会議が終了しました。具体的な数値目標は決定できませんでしたが、地球温暖化の議論は続けられるでしょう。しかし、世界の気象は、あるいは地球環境は、現実にはいったいどうなっているのでしょうか。余り人々はその事に興味を持っていないようですが、実は最も生命に取って重要な事である酸素濃度が、場所によっては19%を下回る可能性さえ指摘されているのです。

 重要なのは、人間の、いや、生物の命の源である、大気中の酸素濃度にメディアが無関心であることです。二酸化炭素の濃度は、地球大気中に占める割合は微々たるものです。しかし、生物の命を支えている酸素濃度は大丈夫なのか。

 実は、聞くところによると、酸素濃度は年々低下している、というのです。学校の教科書では21%となっています(理科年表)。この数値は今から25年以上も前の数値です。これに対して、二酸化炭素の濃度は、3.2×1/100%、つまりたった0.032%に過ぎないのです。

 これを見ても、地球温暖化二酸化炭素説がまやかしであり、それよりも生命の維持に欠かせない酸素濃度の方がより重要なのは誰が見ても明らかです。

 実は、二酸化炭素の大気中の濃度を正確に調べようと思って、書庫を漁っていたら、大変意味深な本を見つけたのです。それは、地球生命論に関する著書ですが、地球生命論と言えば、先年亡くなったイギリスのジェームズ・ラヴロックが有名です。しかし、私がたまたま見つけたのは、ローレンス・E・ジョセフという人物の著書です。翻訳監修者は、東大名誉教授であった故竹内 均氏です。この本に重要な記述がありました。引用します。

 第7章 ガイアの気候調整メカニズム という部分の「いとしの悪魔、二酸化炭素」という小項目です。

 二酸化炭素は、これほど重要でよく知られた気体にしては、大気中に存在する量は比較的少ない。地球の幼年期には、およそ5から30%を占めていたと考えられるが、減少し続け産業革命前には、わずか0.028%、すなわち280ppmにまで落ちた。しかし、厳密にいえば一直線に下降してきたのではない。大気中の濃度は氷河期に下がり、地球が暖かさを取りもどすとふたたび上がった。ここ一世紀半にわたって二酸化炭素は徐々に増加し、一年に1から2ppm上昇し続けると予想されている。しかし、長期的に見れば、確かに着実に下降している

 地球の歴史の中で二酸化炭素が減少しているという事実は、今日マスコミを賑わしている温室効果の報道の陰に隠れてしまっているようである。減少中のものを悪者に仕立てのは難しい。『タイム』でさえ、1989年の「プラネット・オブ・ザ・イヤー(今年の地球)」特集で、見当違いなことをいっている。「結論……二酸化炭素の濃度は、数万年にわたって上昇も下降も一致している。その証拠は宇宙にも見られる。……大気中に二酸化炭素がごくわずかしかない火星は、表面温度がせいぜいマイナス13度どまりだが、二酸化炭素が多い金星は灼熱の火の玉で、摂氏450度もある」。前にも述べたように、実際には火星も金星も、大気中の大気中の二酸化炭素含有率は95%を超え、両者の表面温度の差は、太陽からの距離の違いという単純明快な事実の影響がはるかに大きい。(以下略)

 日本を代表する地球物理学者が監修した訳書です。二酸化炭素による地球温暖化理論がいかに現実に即していないか、言うのもバカバカしいほどです。

 ここで幾つか重要な指摘がなされています。それは二酸化炭素濃度は地球温暖化の原因ではなく、結果であること、長期的に見れば、二酸化炭素量は年々下がってきていること、です。我々は、現実には気象異変に直面している、と見られます。それは、二酸化炭素の量などではなく、大気の汚染、酸素量の減少、というより深刻な現実なのです。地球は言うまでもなく生きています。地球上の大気成分は、ジェームズ・ラヴロックも述べているように、まさに神業に等しいバランスで均衡し、生命を維持させているのです。

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

いよいよ明日は、運命の21日ですね。
宇宙船の大量一斉着陸が楽しみです。

投稿: 大津 克義 | 2009年12月20日 (日) 23時14分

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先週12月14日に引き続き、今朝も起きたら雪でした。 まぁ、マドリッド市内の中心地ですから、積雪2cm程度ですが、 郊外だと20cmくらい積もったみたい。 山の方はもっとすごかったんでしょうね、きっと。 温暖化温暖化と騒いでいるけれど、そうでもなのかも。。。 今年の冬は、日本もアメリカも、ヨーロッパも北半球は、 どこもかしこも寒い。。。 これが当たり前なのかも。。。 私がスペインに来た最初の年も確か12月に雪が積もったけれど、 それ以降は、1月か2月だった。 夫曰く、「マドリッドは12月... [続きを読む]

受信: 2009年12月21日 (月) 22時33分

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