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“増税が日本を破壊する”!

 私は昨日所用で出張していました。そこで、予告として出張先で情報を仕入れてくることを告げていました。しかし、本心では、果たしてそんな情報など仕入れてくることができるのだろうか、という不安がありました。

 しかし、その不安は杞憂でした。私は普段出張するとき、公共交通機関を使うことが多いため、出発地の港や駅で週刊誌をよく買い込んで、道中の時間を利用して読み込んで行きます。今回も出発前に「週刊現代11月14日号」を買い込んで行きました。そうしたら、ページをめくる最初から、おかしくないか! 鳩山政権「子ども手当」と「大増税」という見出しがが飛び込んできたのです。

 サブタイトルに、40~50代が「大損」する、とあり、公約実現に向けた予算編成を巡り、ドタバタ騒ぎが続く鳩山政権。だが、ちょっと待ってくれ。選挙前に謳っていた公約には、何かとてつもないヘンなものが混じっていないか。本当にそれを実行することが、国民の幸せに繋がるのか。と、書かれています。事実、一部の慧眼の読者から、私の以前の記事に於いて、民主党の政策は実質増税ではないのか、という質問がコメントで寄せられていました。しかし、私は敢えて今はその質問に答える時期ではない、と判断して、答えを保留して置きました。いまその答えを出す時が来ました。つまり、民主党の政策は実質「増税」そのものであり、しかもその増税は日本を破壊しうる「猛毒」を持ったものです。

 実はこの「週刊現代」の指摘も、まさに当を得ており、マニフェストのウラに毒が仕込んであったということです。事実この通りなのです。私は鳩山政権発足当初から、何かおかしい、所信表明演説にしても、心に訴えるものがない、意味不明の演説である、と酷評してきました。これは皆さんにあまり評判が良くなく、アクセス数は上がりませんでした。そのころ、インターネットのブログ上に発表された記事の多くは、鳩山総理の演説を褒めそやし、まるで竹下内閣当時の「ほめ殺し」そっくりだと言ったら、私の友人たちから総スカンを食らってしまいました。まぁ、これでは時期が来るまで待って見なくては私の真意は分かって貰えないな、と諦めざるを得ませんでした。

 そうしたら、つい先日の世論調査で内閣支持率が10%余りも下落し、各方面からマニフェスト違反ではないか、という批評が聞かれるようになりました。

 この「週刊現代」の記事の最後のほうに重要な内容が書かれています

 …確かに国民は、8月30日の総選挙で民主党への政権交代を選んだ。ただ、その交代の動機のほとんどは、「自民党へのダメ出しであり、民主党の公約が絶対的で素晴らしいもの、と考えて投票したわけではない…

 とあります。まさにその通りです。

 その上、私は国民はマニフェストそのものをよく理解して投票したわけでもなく、マスメディアに煽られた感が強いとも考えていました。だから私は敢えて白川勝彦氏の論に疑義を唱えたのです。

 そして、標題に掲げた議論に移ります。この標題は、元文京学院大学経営学部教授、菊池英博氏の同名の著書から採ったものです。この本は2005年12月1日に第1刷が発行されています。私はこの本に触発され、一度に10冊を買い込んで当時の国土交通省や関係団体の幹部に配り、公共投資の必要性を訴えました。しかし、残念ながらその後の経済の流れはまったく変わらず、日本はついにリーマンショックを経てさらなる不況経済・デフレに落ち込んでしまいました。しかし、菊池氏の指摘はその後ますます現実味を帯び、公共事業削減の声は強くなるばかりであり、いまや地方は瀕死の状態です。老朽化したインフラは、まさに崩壊寸前です。この危機を財務省とマスメディアはタッグを組んで「無駄な公共事業」の大合唱で覆い隠し、もみ消そうとしています。実に危険な状態であるというべきです。

 鳩山内閣はこのことを認識しない、無能内閣でしょうか? いやそうではありますまい。不況の時に増税をすれば、ますます不況が酷くなり、経済が混乱することは経済を学び始めた中学生でも理解しています。では、鳩山内閣は、中学生以下か? いやそんなことはあり得ません。では、なぜこうして「子ども手当」などというまことしやかなウソをついてまで増税を図るのか。その答えは、第一に鳩山内閣は国民を幸せにするためではなく、目的が他にある、ということです。そうでなければ、あれほど巧妙にマニフェストなどという底に秘めた苦い毒を隠してオブラートに包んだような公約、それはまさに小泉内閣の「郵政民営化是か非か」というワンフレーズ・ポリティクスに匹敵するようなテクニックを駆使してまで国民を欺瞞したやり方、を踏襲する筈がないのです。

 オバマ政権でさえ、悪化・疲弊して危機的状況に陥っているアメリカ経済を立て直すため、減税を実施し、国民生活を立て直そうと図っています。オバマ大統領でさえ、と表現したのは、アメリカが膨大な財政赤字を抱え、もはやなすすべが無いところまで落ち込んでいる、と言いたかったためです。同じように財政悪化が深刻化し、経済状況が悪化している、といわれる日本が、いま増税に踏み切り、見え見えの緊縮財政を行うためには、何らかの見えざる意図がなければなりません。皆さん、日本は本当は「財政危機」ではありません。それをよく考えて日本の現状を判断してください。小泉・竹中構造改革と、民主党・隠れ小沢政権とは案外同じ穴のムジナ、同じ意図を持った政権かも知れないのです。

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コメント

なんと言っても、民主党の目的は日本解体ですもんね。
先日、日本解体を阻止するためのデモが行われたのはご存知ですか?
数千人が集まったそうです。是非チャンネル桜をご覧になってみて下さい。

投稿: | 2009年11月 8日 (日) 00時44分

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