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ナグ・ハマディ写本

 11月27日は公式発表もなく、人類にとってはまるで何事もなかったかのように一日が過ぎ、ET公表の真実を発表するという噂を聞いていた人も、期待していた人も、まぁ、そんな事、ある訳はないよな、と自嘲気味に、またある人は馬鹿にしてらぁ、と怒っている人も、様々でしょう。

 ですが、ちょっと待ってください。事はそれほど単純ではなさそうです。この出来事(何も起こらなかったんですから出来事とはいえませんが)のウラには何かがありそうです。それは、今度のイベントが起きそうになったのは、アメリカ政府が強力に関係している、という事と、バチカンです。

 皆さんはバチカンはどうして強力な勢力を保って今日まで歴史を積み重ねてきたか、理由をご存知でしょうか。それは、初期キリスト教がその成立と発展の段階で、大きな二つの教義を巡る争いを経験し、一方は自身の中に神を見出すことに真実を発見したがために、徹底的に弾圧と抹殺を繰り返され、完全にキリスト教の歴史の舞台から封印され消されてしまったからです。

 これは、はてどこかで聞いたような話だが、と気が付かれた方は大変な直感の持ち主です。そうです。かのシリウスの、サ・ルー・サのメッセージにたびたび語られている、皆さんの中には完全な神の分身が宿っている、と言う事とまったく同じ意味なんです。つまり、彼ら宇宙人は、既にキリスト教の初期の段階で、人類の多くの人々がそれに気付いており、それを実践しようとしたために、ある邪悪な存在から邪魔をされ、徹底的に弾圧された、という歴史があった事を示しているからです。

 つまり、何が言いたいかというと、今回の延期は、理由として残された一つに、人類の覚醒がまだ足りない、という事なのです。

 サ・ルー・サは何時かのメッセージで、宗教の関わりと人類の覚醒について問題が残っている、という意味の事を述べていました。これは大変意味の大きい言葉なのです。

 話を戻しましょう。皆さんは、聖書に書かれた文章を、特に新約聖書の中身を疑ったり、まして改竄されているなどとは、考えても見た事が無い筈です。それは日本ではいざ知らず、アメリカやイギリス、フランス、ドイツ、ロシアなどのヨーロッパ文化圏に生きてきた人達に取っては大変大きな問題なのです。日本の仏教どころの騒ぎではないのです。イスラム原理主義者の事が話題になっていますが、原理主義はキリスト教が最も強烈で、かのブッシュ元大統領も熱烈なキリスト教原理主義を信仰しているのです。隠されていない公然の秘密として、オバマ大統領が名前の中にイスラムの信仰らしき名前を含んでいるのはそこにも理由があるのです。

 今回のこのブログでは、この秘密に迫り、なぜ人類の覚醒が必要なのか、その理由と経緯を何回かに分けて書いて行こうと思います。

 事の発端は1945年に起きました。この年の12月、一人のアラブ人の農夫が上エジプトで考古学上驚くべき発見をしたところから始まります。まったく偶然に、土の中に埋まっていた壺の中から古代キリスト教の古文書が発見されたのです。これを「ナグ・ハマディ・コーデックス(写本)」と言います。

 このコプト語で書かれた文書の最初の一行にはこう書かれていました。「これは隠された言葉である。これを生けるイエスが語った。そして、(イエスと)双子の(兄弟)ユダ・トマスが書き記した」

 ついで、「生けるイエス」が、禅の公案のように、不可解な、人を引き付けるような言葉で語っている、と述べています。

 イエスが言った。「あなたがたがあなたがたの中にあるものを引き出すならば、それが、あなたがたを救うであろう。あなたがたの中にあるものを引き出さなければ、それは、あなたがたを破滅させるであろう」

 私は今から7~8年近く前からこの文書の存在に気付き、注目してきました。それが、今回のET存在の発表と宇宙人存在の秘密が公表になりそうな機会に、火が付いたのです。この「トマスの福音書」と一連のグノーシス文書には「死の克服」さえ可能である、という意味の記述があった筈です。それをこれから再度読み解いて、皆さんにお知らせする積りです。

 この「ナグ・ハマディ写本」の著者は、エレーヌ・ペイゲルスというアメリカ人です。日本語訳の出版社は白水社です。まだ版を重ねているはずですから、注文すれば手に入ります。

 それから忘れないうちに書いて置きます。地下世界からチャネリングして伝えられている「テロス」のアダマという人物がたびたび言及している、メルキセデク、またはメルキゼデクという宇宙の神のシステムは、これらの一連のグノーシス思想の中に含まれている、という事です。

 

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コメント

はじめまして
トマス 福音書 で検索したどり着きました。
私は難しいことや理論はわかりませんが、今手元にドランヴァロ・メルキゼデク氏とアダマさんとハキラさんの著書が手元にあったのでなんだかびっくりしました。それだけですが・・・

投稿: mai | 2013年2月10日 (日) 23時05分

イエススクリストス(油を注がれた者぀王぀救世主たるイエス)なのですが
彼の本当の名はイマヌエルです 宗教は宇宙人が地球人をコントロールし易く
する為に創りました 聖書に出て来る神には二通りの神が有ります
体の無い純粋なエネルギーとしての神(宇宙そのもの)と
3次元以上の物質としての体を持つ神(宇宙人぀その他)です
宇宙は全能ですが威張ったり命令したり策略を張り巡らしたりしません
まどろんで優しく見守っているだけです
ただし非常に好奇心が旺盛で色んな体験をしたがります
かたや宇宙人の神は自我が強くとても支配欲が強いです

投稿: 宇宙人 | 2011年10月12日 (水) 10時42分

ここでいいのかな?11/27の件。覚醒が足りないというのなら…、僕達はいつまでも何が真実かわからない歴史にもどかしさを感じ、いつまでも続く苦しみのある病や傷から解き放たれることもなく、いつまでも続く時の権力者による不正や奴隷のように扱われ、いつまでも続く異常な競争社会で不憫に飼い馴らされることになるんでしょうね。この件でそれを信じた人が、不足を理由に延期されたことを、どれだけ怒りを覚えたか、どれだけ絶望を感じたか…。どうにもならないから思い切ったことが必要なのに。いろんな意味で残念です。

投稿: ペイン | 2009年11月30日 (月) 13時47分

グノーシス、の解説大いに期待します。
自己が大いなる存在の一部である、又は 我は神に似せて作られた、人体それは大宇宙の写し、等。
「死の克服」楽しみに読ませて頂きます。

投稿: 期待します | 2009年11月29日 (日) 20時15分

いつもありがとうございます。

私は子供の頃、
キリスト教系の宗教で勉強させて頂いた時期がありました。

そしてここ数年で
聖書や宗教における教えについていろいろな説を知りました。

何が事実か私には分かりませんが、


本物は必ず残ると思っております。


武山様と読者の皆様の、
ますますのご活躍をお祈り申し上げます。

投稿: 花 | 2009年11月29日 (日) 16時57分

試合前に「絶対勝てる!」と鼓舞しておいて、負けた後で「ちょっと待て!やはり君たちは力不足だったんだから無理も無いじゃないか」と言ってるようなもの(笑)。その話をされるのであれば、11/27の前に出すべきでしたね。

投稿: ガッカリです | 2009年11月29日 (日) 14時05分

デクローキングされない理由を、まるで私を含めいわば覚醒しない人たちの責任であるかのように責任転嫁されているようで残念ですしむしろ筆者ご自身の姿勢が問われませんか?
すこし意味わかりません。

投稿: 千鳥 | 2009年11月29日 (日) 10時04分

例の一斉逮捕の件はどこに行ってしまったのでしょうか。
これに関しては、わざわざ人類の覚醒を待つ必要も無いと思うのですが。

投稿: しかし | 2009年11月29日 (日) 05時19分

すいませんがその思想の域に到達する人間はそう多くないと思いますから、絶望的じゃないでしょうか?

投稿: かい | 2009年11月29日 (日) 00時27分

更新ありがとうございます。
内なる神を見出だす。
とは、人間はみな自分をちっぽけな存在だと思いこまされて、神は外にいるものだと思いこまされて来たけれど、本当は人間は神の分身、分霊であり未来を創造できる(未来をつくれる)存在だという事に気付き、理解し、実践するという事ですよね。
実践するとはどういう事か。内なる神を見出だす。の、神とは光であり、愛のエネルギーであるから、自分の内にある愛を周りに与えて、広げてゆく事ですよね。
そして神とは創造主の事でもあるから、自分の内にある神のパワー、創造のパワーを発揮しましょう。(輝かしい未来をイメージしてつくりましょう)という事ですよね。
すべては一体(ワンネス)なのですから。
最近読んだ、江原啓之さん著書の、『スピリチュアルメッセージ。生きることの真理。』という本をぜひ読まれてみてください。とてもお勧めできる本ですし、読むと人に勧めたくなる本だと思います。
これからも楽しみに拝見させていただきます!

投稿: 愛 | 2009年11月28日 (土) 23時20分

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