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自民党が末期なら民主党も末期、公明党は言うまでもない

 今の二大政党政治は行き詰まっています。今日のニカイドウのブログに、議員秘書給与のピンハネ問題が取り上げられています。問題の本質から言えば、違法な献金も悪ですが、議員秘書給与のピンハネはよりたちが悪いというべきです。

 しかし、そもそもそのような議員が多いという事は、本気で政治をやろうという気概が議員本人に欠けている証拠です。その原因の大部分はいまの政治システムにある、といえます。今の衆参二院制と、小選挙区制度は問題が多いからです。

 今度の解散劇で、もっと多数の新政党が誕生する可能性がありました。しかし、いま、新党を立ち上げると表明しているのは一つだけです。その原因は選挙制度にあります。比例制を併用しているせいで、より多くの議員を当選させるには大政党が圧倒的に有利なのです。これは合意によって二大政党制を目指したためですが、決して二大政党制は日本の政治に馴染みません。いや、馴染んでいない、というべきです。このため、大きな可能性を摘んでしまいました。国民の側からいえば、選択の幅が限られてしまい、棄権に繋がっている、とも言えます。

 世界や国内事情が安定している時は二大政党制でも充分機能し得ます。しかし、昨年の経済危機を発端にした、世界の大変革期には、それでは新しい政治の方向性を押し潰してしまいます。

 詳しい論議は不必要です。直ちにこの小選挙区・比例代表制は改めるべきです。議論が不要というのは乱暴な話のように聞こえますが、決してそうではありません。これまで小選挙区制の弊害が、顕在化し、様々な問題が既に表面化してもはや限界にきていると感じられるからです。要するに政治の硬直化です。先ほど私は日本の経済を人間の糖尿病に例えました。これは政治にも通用します。早急に改めるべきです。

 いつもアメリカに例えるようですが、日本の政治システムは外国の物まねに過ぎません。もうその時代は終わりました。英国の労働・保守の二大政党は英国そのものを没落させました。アメリカの民主・共和の二大政党制はアメリカを食いものにしただけです。両国の衰退の真の原因はこのように硬直化した政治システムにある、といえます。日本は米英の悪い点だけをモノマネせず、日本独自の、かつ本来の政治システムを構築すべき時です。

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コメント

こんにちは。いつも貴重な情報をありがとうございます。私もホオポノポノやっています!武山様もやっているときいて益々やる気になりました♪

投稿: ポノ | 2009年8月 2日 (日) 13時19分

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