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過ぎたるは及ばざるが如し

 私は昨日の記事で、衝撃を受けた、と書きました。それでは、お前は「政権交代」は必要ないと思うのか、と言われそうですが、決してそうではありません。

 しかし、昨日のNHKの世論調査の結果は衝撃的です。あれほど極端に左右にぶれるのは決して好ましい結果を生みません。特に新議員を送り出す政党は、政治経験の乏しい若い議員がほとんどです。それだけ未知数の可能性も秘めていますが、逆にそれは不安定さをもたらす可能性も高いのです。

 4年前、小泉チルドレンと呼ばれる新議員が大量に当選しました。4年経って、それらのほとんどの新議員はそれらしい成果を上げることなく国会を去って行きました。後に残ったのは、福祉の切捨て、膨大な財政赤字、政治の混迷だけです。いえ、決して彼らに責任があったとは言いません。どだい無理なのです。国は政治家だけで動いているのではありません。むしろ政策は国家公務員=官僚の手によって作り上げられているからです。だからと言って、官僚の手から政治を取り戻せ、といってもそれは不可能です。明治維新以降、日本はそのように国家が固められ、運営されてきたのです。それを、短期間に作り直すのは無理と言うものです。

 何事も過ぎたるは及ばざるが如し、と言います。今回あまりにも野党勢力が大幅に議席を伸ばし、保守勢力が衰退してしまうと却って国家の力を失うことにつながります。

 そこが重要なところであり、その根底にはマスメディアの行過ぎたコントロールが効いていると危惧する所以です。

 そのためには、第三の勢力もそれなりの勢力を確保できる制度に改めるべきです。日本に二大政党制がなじまないのはその事を指しています。いや、日本ばかりではありません。アメリカもイギリスも二大政党が政治権力を固定化し、マンネリに陥り、衰退させる原因を作ったのです。ましてアメリカは二大政党制の欺瞞により、国家が食い物にされた歴史をこの際全国民が認識を新たにすべきです。この原因は、マスメディアにあります。メディアは大衆のコントロールのために作られた事を知るべきです。

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