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最終かつ最悪の銀行倒産劇が始まった!

 アメリカ各州の財政破綻は、カリフォルニア州に止まるものではありません。また、今年に入ってから全米各地の地銀の破綻は50行を超えています。世界の製造業の象徴であったGMを始めとするBIG3の再生は、ほとんど不可能です。

 いま、シティを始め、巨額の公的資金を投入して救済したはずのAIG、その他の金融機関がきわめて厳しい局面を迎えています。特に、シティは既に破綻と同等の投資不適格の烙印を押され、ここ数日の内に破綻するのは確実な情勢です。

 アメリカ全体で見れば、各自治体、銀行、自動車会社、航空会社、生保や健康保険、医療保険を扱う保険各社等、どの企業も生き残れるものはごく一部です。

 一方、日本も例外ではありません。昨日、金融庁は大手・地銀を含めて6行に対し業務改善命令を出しました。何れも巨額の公的資金を投入して救済した金融機関です。

 その中で、特に問題なのが、新生銀行とあおぞら銀行です。この二つの銀行の元の名前は、長銀と日債銀です。これまでに15兆円もの公的資金を投入し、それぞれ10億円という超安値で、外資に叩き売られ、再上場されて数千億円の売却益をハゲタカファンドに持ち去られた経緯を持っています。投入された15兆円はもちろん返却されてはいません。これが、再度経営危機に陥り、慌てて最近両行の統合合併を決めましたが、既に手遅れで、再生はほぼ絶望的です。

 もし再度破綻すれば、投入された15兆円もの公的資金は、まさにドブに捨てたも同然であり、小泉内閣の経済失政として追及されるべき責任が政府・財務当局には存在します。皆さんは、あの時の状況をよもやお忘れではありますまい。その金は、すべて国民の税金で支払われているのです。

 これから更に金融機関、企業の破綻が続くでしょう。各経済指標は、日本経済が好転しているかに伝えていますが、すべて欺瞞です。実態は、皆さんの想像を超えて悲惨なものです。政府とグルになったマスメディアは決して真実を報道してはいないのです。

 つい先日のイタリアのラクイラ・サミットがその象徴です。いったいサミットで何を協議したのか。世界経済の状況は、皆さんの想像を遥かに超えて、天文学的負債を抱えて既に破産しているのです。その答えは、もうすぐ表沙汰になります。

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コメント

こんばんわ。噂の「地獄の夏」とはどのよな事が起きるのだろう。どのように「地獄の夏」を乗り切ろうか・・・なんて考えは捨てました。アホでした。梅雨明けまじか、夏本番前に凄いシナリオを読んでしまったようです。

投稿: れまこ | 2009年7月10日 (金) 19時18分

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