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ホンジュラスのゼラヤ大統領のその後

 たった今、出張から戻ってきました。途中大変な雨量で、道路は雨水で溢れかえっていました。途中の車の中で、NHKのラジオニュースを聞くとはなしに聞いていました。そうしたら突然、ホンジュラスのゼラヤ大統領の消息を伝え始めましたので、ラジオの音量を上げて聞き入りました。

 内容は、ゼラヤ大統領は国外追放に処されている、という情報でした。残念ながら、処刑されたのか、無事であるのかの確認は、降り頻る雨の音にかき消されて、断片的にしか聞き取れませんでした。それらを総合して判断する限り、ゼラヤ大統領はもう二度と憲法改正は目論まない、この事が終わったら政界を引退し、政治の世界から身を引く、という内容でした。

 しかし、この内容は私には到底納得できません。国民の幸福を得るために身を挺して憲法改正をやろうとしたはずなのに、そんなに簡単に自説を引っ込め、暴力に屈伏して妥協するなど考えにくいからです。確か、NHKのニュースからは、ゼラヤ大統領自らの声明のようには伝えませんでした。NHKが伝えなかったことで他にも重要な情報があります。

 オバマ・アメリカ大統領は、ワシントンからの正式の声明として、6月30日に、ゼラヤ大統領の拉致と、クーデター事件を非難し、直ちにゼラヤ氏の身の安全の確保と地位の保全を保証し、ホンジュラス大統領府の正常化を図るよう、クーデター派に求めました。それに先立って、ボリビアのエボ・モラレス大統領と、ベネズエラのウゴ・チャベス大統領は、いずれも日曜日の朝、ホンジュラスのクーデターを非難し、民主主義を回復し、憲法上の大統領を復職させるよう、国際社会にアピールする声明を発表しています。

 これらの事実を、私が聞いた限りでは、NHKは一切報道していません。それよりも、ゼラヤ大統領が今回の憲法改正を目論んだのは、自己の再選が目的であった、とはっきり伝えました。そして、言外に、憲法改正の真の目的は自己の権力の拡大と独裁が前提であったかのようなニュアンスでした。

 NHKは腐っています。ホンジュラス国民がどれほどの困難に直面し、今日まで虐げられて来たかをまったく無視しているからです。

 これが本当の日本の公共放送と言えるでしょうか。翻って考えれば、NHKは一般民衆のことなどまったく頭にないのです。あるのは権力に対する服従と、自らの立身出世のみです。こんな人たちにわれわれはなけなしの受信料を支払い、高額の給与を差し出しているのです。これを、理不尽と言わずして何と言うのでしょうか。たとえ遠く離れたホンジュラスでの事件といえども、見逃すことができないのは、こういう日本最大のメディアの報道姿勢なのです。皆さん、このような状況が続く限り、決してNHKを容認する訳には行きません。

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コメント

おはようございます。
中米のホンジュラスはどこかと、Googleの地図で確認しました。ここだったのだ。usaの裏庭、カリブ海のとこ、パナマの上、USAが奴隷にしている場所ですね。ciaの利権がなくなるのでホンジュラスの軍隊を使ってクーデターを起こしたのでしょう。自分達以外の宗教を信じている動物達は殺しても、ウソを言ってもかまわない、といっている輩は、早く地球から消えてくれ。アッシュケナージユダヤ人の一部は、早く火星に帰れ、annoypoutUSAドルは、もう紙切れになってしまっているのですが、力(軍事力)の後ろ盾でまだ盛っている。
がんばってください。応援しております。ファイトpuncharies奴隷より

投稿: 茅壁優治 | 2009年7月 2日 (木) 08時00分

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