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ゴールドマンサックスはなぜ一人勝ちなのか

 今日は急な暑さのせいか、体調が悪く、仕事を休みました。それでごく簡単に書きます。

 私はアメリカの金融機関の中でなぜGS(ゴールドマン・サックス)だけが一人勝ちしたのか、少し疑問に思っていました。で、その逆にAIGの破綻が近づいているという噂を聞いて、なるほど、と納得しました。

 それは、やはりCDSにあったようです。CDSとは、クレジット・デフォルト・スワップのことで、要するに破綻する企業に対する保険なのです。金融システムが高度化する中でウナギ登りに取扱高が跳ね上がりました。誰も大企業が破綻するなどとは予想していなかったからです。

 それが、リーマン・ブラザーズが一気に破綻したとき、天文学的損失が発生した筈で、誰もその損失額の実態を掴み得ませんでした。私がリーマンが破綻する、とニューヨークから第一報が入ったとき、次に破綻するのはAIGだと直感したのはそのためです。ですが、AIGはリーマンとは異なり、アメリカ政府は救済に走りました。いわゆるダブルスタンダードと言われたゆえんです。

 では、アメリカ政府(当時はブッシュ政権末期)はなぜAIGを助けたか。それは当時財務長官がH・ポールソンであり、彼はGS出身だったからです。GSは多額のCDSをAIGにかけていたからです。その大元のAIGがリーマンと同時に破綻してしまえば、AIGを通してCDSをリーマンに掛けていた意味が無くなるからです。

 このGSが今回巨額の黒字を計上したのは、このリーマン破綻時のCDS支払の莫大な利益によるものは明らかです。なぜ、この世界的金融危機の時にGSだけが史上最大の黒字を上げたか、の答えはそれです。

 ですが、こんな事は長続きする筈がありません。やはり世界は金融危機で呻いているのです。恐らく早晩どこかが破綻し始めると、今度こそ金融メルトダウンが現実化し、GSといえどもその激流に呑み込まれる筈です。

 それが7月なのか9月なのかははっきりしません。ですが、9月になればより大きな破綻劇になるでしょう。

 しかし、われわれ庶民は、決して現状を不安がったり、未来を心配する必要はないのです。この腐り切った経済システムは、もう生き残る価値は全くないばかりか、庶民を生きながら生き血を吸い続けてきた不法なアリ地獄のような金利システムから解放されるからです。GSが巨額の黒字を計上したのは、同じ仲間のリーマンが破綻したからです。決してGSの経営が健全で金融システムがうまく行っているからではないのです。怪獣がもう一匹の怪獣を殺して食ったからなのです。それももう終わりです。

 もう殺したはずのリーマン・ブラザーズの毒が体中に回り始めています。創造主の意図は効き始めています。闇は崩壊しつつあります。神は自ら手を下すのではなく、共食いを煽り、そして最後に残った怪獣は、仲間を食い殺した報いを用意しておいたのです。カルマの清算による報いです。

 そう思えば、いま彼らが断末魔の苦しみを味わっているのを理解できます。彼らはそうする他手だてがないのですから。

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