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GM破綻の意味するもの

 GMが破綻申請して3日が経ちました。今日の新聞の朝刊では、従業員数が最盛期の1割に減少する、と報じています。この数字は衝撃的です。破綻が囁かれていた当初とは様子がまったく違うようです。しかし、私は意外でも何でもありません。当然だと思っています。

 それは、GM破綻という現象を、世界最大の巨大製造業の破綻という事にとどまらず、ガソリンを燃料として使用する、自動車産業が名実共に終焉した証拠である、と見ているからです。私は昨年暮れの世界を突然襲った金融危機に際して、トヨタを始めとして、日本の自動車産業は、生産台数が10分の1に激減するだろう、と予測をして多くの人に嘲笑されました。しかし、現実はほぼ私の予測通りに進んでいます。それは、私の予測が当てずっぽうやデタラメな憶測でいった事ではなかったからです。

 まず第一に、石油などの化石燃料を使用する内燃機関のエンジン自体が100年以上も技術進歩が基本的になく、もうその役割を終えたこと。第二に、そのガソリンの原料となる石油価格が一部の石油利権に牛耳られており、石油の値上がりによって石油消費が抑えられ、もう誰でもが車を所有できる時代ではなくなりつつある事。第三に、少なくとも現在のレシプロエンジンは技術革新が行き着くところまできており、故障が非常に少なくなって、走行可能距離が平均でも50万キロを超えている。従って、買い替え需要が平均5万キロから10倍の50万キロになる可能性が高い。そういう意味では、いま政府が行なっているエコカー需要を推進している政策はすぐ息切れして、そのうちまったく自動車が売れなくなる時が来る。そういう事をたんねんに見てみると、車の販売台数は10分の1になってもおかしくはないのです。

 もっと他の要素もあります。果たして自動車はガソリンでしか走らないのか。いえ、そんなことはありません。すでにメディアでは水で走る自動車の技術公開を行なっており、巷で言われている燃料電池車など新時代の自動車の本命とはとても言えないのです。もっとあります。いわゆるフリーエネルギー利用です。これによって早晩エネルギー革命が起きます。

 つまり、石油を始めとする化石燃料の時代は、本当に終わったのです。この意味するところは非常に大きいのです。オバマ大統領は近く100年以上前から隠蔽され封殺されてきた新技術のディスクロージャーを行なう手筈になっています。いったいこの時どんな新技術が公開されるのか、実に興味深いことです。

 これらは、既に時代が刻々と移り変わり、もう旧来の技術は用済みになりつつある、ということです。その典型が、自動車産業なのです。信じられない人も多い事でしょう。無理もありません。今日までの車社会は、余りにも密接に現代社会の中心であり過ぎ、車なしの社会など想像できないからです。

 しかし、変革というものは、ある日突然やってくるものです。昔、「アクエリアン革命」という本を書いて一躍時代の先端を行く意見表明をしたマリリン・ファーガソンという人は、この事を鋭く見抜いていました。GMの破綻は、時代がその「みずがめ座」の時代に、いままさに入った事の証拠なのです。

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